BRM504別府200和布刈

HeavenWeek最終日。
今日は天気の心配もないので、出走します。
コースは、別府ー宇佐ー中津ー行橋ー北九州ー飯塚の200KMです。今回のコースは黄色線の部分です。
 

f:id:anonechu:20180704220927j:image


朝6時に別府の亀の井ホテルからスタートします。
まずは、海岸線沿いに日出町へ。別府の朝は冷んやりとしていて、気持ちがいいです。
スタート時は少し肌寒かったので、ウインドブレーカーを着用していました。

 

海沿いはど平坦でしたが、日出から内陸に入ると徐々に登ります。
杵築市との境はやや急坂だったような。とても天気がよく新緑がまぶしく感じました。

f:id:anonechu:20180704221100j:image

 

宇佐神宮の横を通過し、福沢諭吉が市のマークになっている中津市に入ります。

f:id:anonechu:20180704221131j:image

 

58KM地点のPC1 セブンイレブンには、9時過ぎに到着します。
中津市に入った頃から向かい風でペースはあがりません。

 

まこたさんとはついたり離れたり。
そのうち、向かい風が強くなってきたのと、気温が上がってきて、眠気がやってきて、まこたさんとかなり距離が離れてしまいました。
あー、辛い。というわけで、95KM地点のファミリーマート行橋安川通り店で休憩します。
ここイートインがあって、向かい風でテンションもあがらず、この時はずっと郊外の町の風景も単調で、DNFしてしまおうかと一瞬思ってしまいました。
でも、関門海峡が見たくて走っているし、どこかで追い風になるのでは?と甘い考えでリスタート。
(結局、走行中8割以上は酷い向かい風でした。)

f:id:anonechu:20180704221210j:image

 

日豊線沿いの郊外の町をいくつか通りますが、北九州市が近いだけあって、割と都会です。
北九州市内に入ると、Iさんと前後しながら走ります。悪天候の600でシャーマーネックになったようで、強風の向かい風の中、片手で顎を支えながら走っていてとても辛そうでした。
私たちもあまりの強風の向かい風で時々、道端に停まって休憩してしまう程でした。

f:id:anonechu:20180704221405j:image

 
どこかでご飯食べたいなと思っていましたが、途中から町を外れてどんどん山の中へ。
しばらくするとまた町に戻りましたが、コンビニにまこたさんの自転車を発見したので、私たちも吸い込まれました。
まこたさんに「お昼どうする?」と聞かれ、「うーん、とりあえずフォトチェックポイントの和布刈展望台まで着いてから考える」って、そんな話をしながら食べたみたらし団子が結局お昼ご飯になってしまいました。

 

門司の街中に入ると、折り返してきた参加者ともすれ違います。今回一瞬だけ、スライドする地点がありました。
和布刈神社の鳥居をくぐります。ちなみに和布刈(めかり)はワカメを刈るからきているそうです。由緒ある神社で今から1800年も前に創建されたらしい。御朱印集めを始めたのは、6月からだけど、この時から御朱印集めを始めていたら、宇佐神宮も和布刈神社も行きたいけど行けないジレンマで悔しかったに違いない。

f:id:anonechu:20180704221524j:image

 

関門海峡が目の前に見えてきてテンションが上がりますが、この先は激坂でした。
ちょうど激坂の道が細い場所で後ろから車が来たので、停車したらその先は押し歩きになってしまいました。
写真を撮る余裕もなかったけど、壁みたいな坂でした。

 

登ってしまえば、これまた絶景!
今日のブルベ、参加してよかったと心から感じました。
スタッフNさんからの飲み物の差し入れも嬉しかったです。
それにしても相変わらず強風です。この時、パノラマビューで動画も撮りましたが、強風で画面はブレブレでした。

f:id:anonechu:20180704221551j:image

 

門司の街中まで降りてきて、コースはわざわざ観光地の門司港を通してくれています。
こんな機会じゃないと来ないので、嬉しいけど、GWの門司港は観光客で混雑していて、ロードバイクで疾走するというよりは、歩行者に気をつけて徐行モード。
観光地街を過ぎると、小倉まで海沿いの道なのですが、ここはものすごい向かい風。Ericがしばらく引いてくれました。
 
それでもペースが上がらず、でも時間には間に合うだろうと楽観的に考えていたら、MZさんとヨネちゃんが後ろから来て「ギリギリだから僕たちが引くからついてきて!」って。
お言葉に甘えてついていきます。小倉まで後ろには、EricとIさん。Ericは、小倉城が見えたら「寄り道していく」ってトレインから離脱。

f:id:anonechu:20180704221733j:image

 

MZさんヨネちゃんが、どんどんギリギリ隊を吸収していき、戸畑辺りでは10人以上の集団になっていました。戸畑で若戸渡船に乗船するのですが、船って何人乗れるんだろう?何分間隔かな?って話題になった途端、それまでついていける速度だったトレインが乗船争いのためスピードアップ。向かい風でスピードアップなんてできるわけないじゃんって、ヨネちゃんに引かれながらついていくのがやっと。

f:id:anonechu:20180704221809j:image

 

渡船乗り場でチケット購入したら、出航2分前でした。船も大きくて大人数でも大丈夫。結局この船に20人弱の参加者が乗船していました。

お腹が減った私は、船の中で1本満足バーをもぐもぐ。今回は、コンビニグルメすらできませんでした。

f:id:anonechu:20180704222031j:image

 

渡船を降りてすぐに、クロワッサンで有名な三日月屋があったらしく、お店の前で休憩している参加者が結構いました。みんな休憩できる時間があってよいなぁ、でも次のPCまで結構ギリギリだけど??

 

 

161KM地点のPC2ローソンひびきコンテナターミナル入口店には、クローズの20分前16:30に到着。ウィダー流し込んですぐに出発。まこたさんは、フロントバッグにパンを突き刺したままリスタートしていたような記憶。

 

最後まで向かい風が強かったけど、ヨネちゃんの絶妙な引きでちゃんとついていけます。暮れかかる遠賀川は川面がキラキラ光っていてとても綺麗でした。

飯塚とか遠賀川とか、20年前に読んだ青春の門の舞台だなと考えながら、川から外れた道だけ、強い追い風が吹いてました。

f:id:anonechu:20180704221954j:image

 

f:id:anonechu:20180704221841j:image

 

最後は7〜8人の集団で走っていましたが、ゴール手前の信号で前の集団に追いつき、大集団でゴール。

向かい風にすごく苦しめられて、まともな補給もできなくて、ハンガーノックのリスクを背負いながらのギリギリ隊でしたが、小倉で引いてくれたEric、ゴールまで70KMも引いてくれたMZさん&ヨネちゃんに感謝。

関門海峡の絶景すごくよかったです。

 

また、機会があったらAJ福岡のブルベに参加したいです。

スタッフの皆さん、一緒に走ってくれた皆さんに感謝。